2013年3月13日水曜日

[Z/X]黒緑青アニムス・エルナトtホーリースカイ


とりあえず、今Z/Xで使っているデッキの紹介なんかを。

*注釈 
☆・・・イグニッションアイコン
PS・・・プレーヤースクエア
IG・・・イグニッション


表題のデッキのレシピはこんな感じです。

黒緑青アニムス・エルナトtホーリースカイ(PC剣淵相馬)

黒 24枚 ☆12/24枚
復讐の魔人ウルティオー(スタートカード)1
☆黒の盗賊ロイバー(ヴォイドブリンガー)1
☆罰の魔人ポエナ(ヴォイドブリンガー)1
☆漂うヘッドクラッシャー(ヴォイドブリンガー)1
☆名馬メリーゴーランド(ライフリカバリー)1
☆かぼちゃお化けのジャックランタン(ライフリカバリー)1
☆三頭の傭兵ドライゼルトナー(ライフリカバリー)1
☆嘆きの魔人マエロル1
☆骨騎士スケルタルナイト1
☆幽鬼トワイライトアッシュ1
☆孤独の魔人ソリトゥス1
☆一撃の刃クリンゲ1
☆月影葬送牙1
悲嘆の堕天使ルシファー 1
冥司教スケルタルビショップ 1
不滅王イモータルキング 1
滅獄竜デスティニーベイン 4
精神の魔人アニムス 4

青 14枚 ☆6/14枚
☆極奏ラヴェリィ(ヴォイドブリンガー)1
☆弦奏サリィエール(ライフリカバリー)1
☆抹消機械ヴォイド1
☆変形二輪フレロビウム1
☆レーザーサイス アヴィオール1
☆帰還の箏曲1
γ-S02アリオト 1
音速の城ダームスタチウム 1
超鋼神器ローレンシウム 1
マジカルフェンサー エルナト 2
巨大時計バークリウム 1
機鋼竜ドライブピニオン 1
総司令官マイトネリウム 1

緑 11枚 ☆2/11枚
☆家庭的なセージ1
☆フィーユはいつでも元気だぞっ!1
力ある矛 杜若 1
巨獣ウェアライノ 1
鮮やかな和傘 秋桜 1
樹海の乙女フィーユ 1
草華竜アイヴィーウィング 1
洗練の十字槍 伊吹虎尾 1
八大龍王 優鉢羅 1
きれい好きのレモンバーム2

白 1枚 ☆0/1枚
天界竜ホーリースカイ 1

デッキ解説


アニムス系のデッキ構築ですが、たぶん特徴は7コスト以上のカードが24枚と多めな構成をしている点とエルナトを採用している点です。
他のデッキと比べると歪さが目立つ構成になっています。

まず、7コスト以上が24枚も採用されている理由ですが、主に「トラッシュ事故回避目的」です。
これは経験則ですが、アニムスデッキを組む際は、7コスト以上のカードを20枚前後で妥協することなく、思い切ってIG以外は7コストにするくらいの勢いで組むと逆に事故率が減ります。
これはリソースフェイズにセットするカードに7コスト以上のカードを積極的に選ぶことができるのが大きいです。

例えばこのデッキの場合、リソースはアニムス召喚のための7枚があれば十分です。これにライフの4枚とデッキの最後の1枚はトラッシュに送られることはありません。
つまり、この場合はデッキの中の12枚はトラッシュに送られることはないことになります。
これは逆算すると、(このデッキの場合は)ライフが4でリソースに7コスト以上のカードが5枚セットされている状態でもアニムスの効果条件が満たせる可能性があることを示しています。つまり、2枚以上の低コストゼクスをリソースにセットするだけで良いのです。
また、基本的に、5ターン目はたいていの場合7コストのゼクスを召喚するため、ドローしたカードの6コスト以下のゼクスをリソースにセットする可能性が高いため、実質0-4ターンの間に1枚程度の低コストのゼクスをリソースにセットするだけで良いわけです。

ぎりぎりの枚数しか積んでないデッキの場合は、序盤に手札が高コストのカードばかりになってしまい、「これ以上リソースにセットするとアニムスがバニラになってしまう!」みたいな事故が起こりますが、25枚近く積めばそういった事態は回避できるわけです。

加えて、確率の話をするなら、25枚近くを7コスト以上のカードが占めるということは、逆に言えば半分は7コストより低いカードです。
Z/Xは毎ターン2ドローするゲームなので、「確率的」に言えば、どちらかは7コストよりも低いカードであると期待できます。
うまくいけば毎ターン(経験則的には3ターン中2回くらい)何かしらのゼクスを召喚できると期待できるわけですね。

まぁ、普通にアニムス系のデッキ組んでもこの辺の期待度は大差ないので、アニムス起動の心配が減る分高コスト帯を増やす方が賢明だと僕は判断しました。

次にエルナト採用の理由ですが、これは単純に「盤面の除去」目的です。
Z/Xは9スクエアを利用した陣取りゲームなので盤面上に相手のゼクスがいると、追加召喚系の能力(アニムス、フィーユやクレプス)は腐ることがあります。特にアニムスは特殊なカードで、複数のゼクスを召喚することができるのに加え、別のアニムスを召喚し、その効果でさらに複数のゼクスを召喚できるのは御存じのことと思います。
しかし、例えば相手の月下香が4体ほどノーマルスクエアに居座っている場合は、自分のPSにアニムスを召喚しても、その能力で3体までしか召喚することができません。
基本的にアニムスデッキは毎ターン大型1体を出して盤面を対処して時間を稼ぎ、アニムスを起動して詰めに行くわけですが、毎ターン複数のゼクスを展開してくる相手は対処しにくいうえで、アニムスの効果が決定打にならないことも珍しくありません。

そんな盤面をエルナトだったら1枚で解決してしまえるわけです。
うまくいけば、ノーマルスクエアに2つの空きがあれば、
アニムスAでアニムスB+エルナトを召喚→エルナトの効果で除去→アニムスBで3体召喚
とかやれば、すべてのノーマルスクエアを制圧可能です。

これも経験則ですが、アニムス系デッキは、黒竜とアニムスを4積みして、あとはウルティオでスタートすれば、あとは何を積んでも良いと思われます。
もしそうなら、そこだけ抑えてあとはハイランダー気味の構築でも……まぁ大丈夫なはずです。
ついでに、基本的にはIGでカードをトラッシュに貯める動きをするため、7コスト以上のカードを13枚ほどIGで落とすためには13回IGするはずです。
それを踏まえれば、アニムスの条件を満たすのと同等の速さでエルナトの条件も満たせるはずです。
実際、僕の体感的にはアニムスとエルナトの条件達成のタイミングはほぼ同じです。

このように考えれば、ノーマルスクエアの除去能力の高いエルナトと展開力の高いアニムスのシナジーはとても高いわけです。


回し方


基本的には、アニムスを出すまで耐えるだけの分かりやすいデッキです。
IGをガンガンやってトラッシュを溜めていきましょう。

マリガンの基準
7コスト以上のカードが2枚以下ならば手札をキープです。
(確率的に考えれば手札の半分が7コスト以上になるのは普通ですし)

1~2ターン目
欲を言えば、先行の場合は3コストのゼクス(効果もち)で相手のPSを殴り、次のターンで相手の3コストのゼクスをこちらの3コストのゼクス(バニラ)で殴ることができる手札が理想です。

後攻の場合は、先行2ターン目に4コストのゼクスが出てこないか、IGに成功するかを祈りましょう(

この1~2ターン目でできればリソースに黒2を発生させておくと後のターンが楽になります。

3~4ターン目
耐えるタイミングです。
理想を言えば、3ターン目にレモンバームを登場させ、4ターン目を7リソースで迎えるとかなり強いです。
手札が事故っている場合は、ウルティオの効果を起動し、コストの支払いでトラッシュに落ちるウルティオを回収し、そのまま自分のPSにウルティオを登場させましょう。
ここを生き延びることがこのデッキ最大の難関です。

5ターン目以降
理想の動きは5ターン目に黒竜を登場させ、例えば相手のIGフェイズの後で、黒竜の効果を起動して手札のアニムス以外のカードを捨てていきます。
黒竜が落とされるタイミングで、黒竜の効果の空撃ちをして手札のアニムス以外のカードはすべて捨ててしまうくらいの勢いで手札を捨てます。

基本的には、効率よくトラッシュを溜めてアニムスを降臨させるだけの簡単な動きです。
既にデッキの大半を占める7コスト以上のカードが登場させれる段階になっているので、手札に6コスト以下のカードがある場合は、リソースにセットしても構いません。
9リソースになるまでセットしておくと、ウルティオの効果でトラッシュのアニムスを回収して召喚という動きが可能になるので、意識しておきます。

このデッキ独特のテクニックですが、7コスト以上のゼクスがトラッシュに12枚あり、自分の7コスト以上のゼクスが生き残っている場合、アニムスでそのゼクスを上書きすることでアニムスの条件を達成することが可能です。

また、アニムスAの効果でアニムスBとアリオトを登場させ、アリオトの効果から処理し手札の7コスト以上のカードを捨てることで、アニムスBの条件を満たす、なんてことも可能です。
この場合、アリオトは自分自身もバウンスできることは覚えておいて損はないでしょう。

トラッシュにマエロルとスケルタルビショップがいる場合は、アニムスの効果でこの2体を登場させ、
スケルタルビショップでウルティオを回収した後にマエロルでウルティオをチャージに置くこともできます。


まとめ

ホーリースカイはアニムス以外での召喚手段はありません。
積極的に捨てましょう。

速攻デッキや、コスト4以上のカードを毎ターン複数体召喚してくるようなデッキには少し分が悪いです。

回れば派手なデッキですし、存外にアニムスからのエルナト程度なら決まります。
デッキ切れで負けないように気を付けて回しましょう。


追伸
10エネ以上構えた相手PSの赤竜はあきらめましょう。

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